市民の会は7月18日に、総会を開催しました。
総会では、「藤沢市政を考える市民の会」代表の小林麻須男さんをむかえ、ごみ有料化をめぐる課題の学習をしました。
小林さんからは、藤沢市がごみ有料化を進めるのに対して市民団体がおこなった行政訴訟の原告団としての運動の経験などをお話しいただきました。戸別収集でなければ費用徴収には課題があるという判断が示されるなど、判決の意義にもふれ、金沢での運動への激励をいただきました。
市民の会は2月2日、場外車券売り場を巡る問題の徹底究明を求める署名を、提出しました。
署名は9月から取り組んできて、当初は百条委員会の設置を求めて運動。10月28日に第一次の提出をおこないました。
市議会ではその後、百条委員会の設置が可決され、山野市長も含め証人喚問がおこなわれてきています。車券売り場の設置をはたらきかけてきた業者の喚問が16日におこなわれ、山野市長や関与した市議の証言との食い違いが明らかになり、真相の究明がいっそう強く求められる状況となっています。
市民の会では、第一次の提出後に集まった署名を、第二次分として金沢市議会の議長へ提出。引き続き、疑惑の徹底解明を求める運動を進めていきます。
金沢市長選挙の結果について
2014年10月5日 市民本位の金沢市政をつくる会
はじめに、市民の会のますきよみ候補への市民の皆さんのご支援に、心からお礼申し上げます。
今回の市長選は、競輪の場外車券売り場の設置を巡り、議会と市民に説明することなく市長が辞職し、その後に当事者が立候補するという、きわめて異常な構図でのたたかいでした。
同時に、暴走する安倍政権への不安と怒りが広がり、市民の暮らしがかつてなく深刻になる下での市長選でもありました。市民の暮らしを支える施策はきわめて不充分であり、暮らしや地域経済、平和をどう守っていくかがきびしく問われる選挙でした。
ますきよみ候補は市議39年の経験も活かして、100条委員会を設置しての真相の徹底究明、暮らし応援の市政の実現、安倍暴走政権ノーを訴えました。その中で市民の会には、市政の転換を求める声が多く寄せられました。競輪の場外車券売り場問題に象徴的にあらわれた密室利権政治への驚きと怒りは大きく、訴えに共感が広がりました。
急きょ市長選がおこなわれることになり、ますきよみ候補の出馬表明は告示まで1ヶ月を切ってからになりました。他の3候補がいずれも車券売り場の問題について幕引きをはかり争点隠しをする中で、真相究明を求める宣伝と訴えを市内全域に行きわたらせるには至らず、「利権をなくして市民に優しい金沢へ」という市民の願いを、ますきよみ候補への支持に結びつけるには不充分でした。
市民の会は、清潔な市政の実現、ブラック企業の根絶など市民の雇用と労働の改善、国民健康保険料や水道料の引き下げ、子どもの医療費の中学校卒業までの完全無料化、特別養護老人ホームの増設など、ますきよみ候補が掲げた公約実現にむけた市民運動に全力で取り組んでいきます。とりわけ場外車券売り場の問題については、今回の選挙結果により免罪されたといえるものでは決してなく、真相の究明を求める運動をいっそう大きく進めていきます。そして市民一人ひとりが大切にされる金沢市政をつくるため、みなさんと力を合わせて奮闘する決意です。
以 上
スタッフ一同、ますきよみさんを市長に押し上げていただきますよう最後にみなさまにお願いいたします
このほか、ますきよみさんと一緒に頑張ってきた、おおくわ初枝県議候補と奥野ひでなり金沢市議候補からもメッセージが届いています。
ぜひ3候補を議会へ押し上げていただくため、みなさまの1票をよろしくお願いいたします