金沢市長選挙への立候補の発表にあたって

 市民本位の金沢市政をつくる会(以下「市民の会」)は、928日告示・105日投票で行われる金沢市長選挙にあたり、升きよみさんを候補者に擁立することを決定しました。

「市民の会」は、1986年以降の市長選挙において候補者を擁立し、一貫して「いのち、くらし、福祉優先の市政を」「市民が主人公の市政を」と訴えてきました。今回も、市民の暮らしをなによりも大切にする公正でクリーンな金沢へ、市政を変えることを目指して選挙戦をたたかいます。

升きよみさんは、「市民の会」の代表委員の一人として、また構成団体の一つである日本共産党の金沢市議員団長として、常に市民要求実現の運動の先頭に立ってきました。「市民の会」では今回の市長選挙にあたり、升きよみさんと日本共産党金沢地区委員会に立候補の要請を行い、市民の切実な要求を実現するために出馬することを決意いただきました。

今回の選挙は、818日に山野之義市長が辞職したのを受けてのものです。20126月に、競輪の場外車券売り場(サテライト)の計画の代替案として金沢市のリサイクルセンターの設置を働きかけたことが明らかになりその責任が問われたものですが、問題はそれだけにとどまりません。

サテライトの設置については、当初計画されていた大徳地区を中心として市民の強い反対運動があり、市議会でも設置を求める陳情がくり返し不採択になってきました。

山野氏もそうした意向を表明していながら一方で、2010年の市長選挙の直前に、「当選後、市長として必要な調整に応じる」旨の念書を、設置を計画していた事業者と交わしたとされています。また20117月には、市長として設置に同意する文書に署名、押印をしました。

この問題には、市長だけでなく複数の市議会議員も関わったとされています。こうした密室での行動は、市民に対する背信です。市政をゆがめたことは、断じて許されることではありません。

市民の会はこの間、サテライトの設置に反対する運動に積極的に加わってきました。市長が同意文書に署名、押印していたことが20133月に明らかになってからは、市長と市議会へ真相の解明を求めてきました。今回も、市長と市議会議員の関与について調査するため、地方自治法100条にもとづく調査特別委員会を設置し、真相の究明にあたるとともに、その内容を市民に広く明らかにすることを求め、議会への要請などに取り組んでいるところです。

今回の市長選は、利権疑惑の真相の徹底解明をはかり、利権政治の温床を一掃することが正面から問われる選挙になります。そして同時に、市民の暮らしや福祉・教育などの切実な願いがまっすぐ届く市政への転換が求められています。その願いに応えることができるのは、サテライト設置問題に真っ向から反対を貫き、利権政治の一掃、暮らし応援の市政の実現を一貫して求めてきた「市民の会」とその候補者です。

私たち「市民の会」は新しい金沢への転換をめざし、市長選挙をたたかうものです。