金沢市の環境局と懇談しました

市民の会は929日に、金沢市の環境局と懇談をおこないました。

懇談では、市民の会からの質問へ答える形でやりとりがされ、金沢市でのごみ回収と処理にかかわる課題全般についての説明がされました。

燃やすごみについては、ごみステーションでの古紙回収の試行や、コンポストで堆肥化されたものの回収などの取り組みが報告されました。また、事業ごみの減量の取り組みなども話がされ、金沢市がさまざまな施策を進めていることが説明されました。

そういった流れの中で、家庭ごみの収集の有料化が減量のための重要な手立ての一つであるとして、理解を求めたいという表明がされました。

しかし、説明された施策の中には、ごみステーションでの古紙回収の試行など、今からスタートする事業もあります。そういった取り組みへの検証もないまま、有料化へ先走りしている印象を受けました。

今後については、

◆廃棄物総合対策審議会で素案をまとめる

→パブリックコメントを募集

→市議会へ提案

という順番となりますが、審議会は開催日程も未定で、有料化の時期や値段なども明らかになっていません。

市民の会では、「有料化ありき」の市の姿勢に対し、反対の運動を改めて強化していく考えです。